あなたはどっち?内臓脂肪と皮下脂肪の違いの見分け方と減らし方




内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方と落とし方

その脂肪の落とし方間違っているかもしれませんよ!

ダイエットを始めて初期に、知識をつけようと調べていたら次々に出てくる脂肪の種類。なにが何だかよくわからなくなりますよね。

ボディメイクやダイエットで覚えておきたい体脂肪の種類には大きく分けて2つあります。

  1. 内臓脂肪
  2. 皮下脂肪

世の中にはこの2つの脂肪をごっちゃにして説明してしまっている間違ったサイトなどが多く存在します。

それを参考にしてしまうとせっかく理想の体型になろうとダイエットを始めたのになかなか脂肪が落ちない状況になり、痩せるのを諦めてしまう結果になってしまったりします。

なぜなら「内臓脂肪」と「皮下脂肪」は特徴が違うので減らし方も全く違うからです。

あなたは内臓脂肪と皮下脂肪でどっちのタイプでしょう?

今回は、内臓脂肪と皮下脂肪の違いの見分け方と減らし方を詳しく解説いたします。

目次

内臓脂肪と皮下脂肪の違いと見分け方

同じ脂肪でも「内臓脂肪」と「皮下脂肪」は脂肪のつき方や落とすスピード、体への影響などの特性が全く違います。

内臓脂肪とは

字のごとく、体の奥の内臓の周りについている脂肪のこと。

特徴として、食べ過ぎや高脂質などの生活習慣の影響をモロに受けやすく、特に男性に付きやすい脂肪です。

内臓脂肪は見た目ではわかりにくく、よく健康診断でメタボ判定されて発覚することがあります。

役割 内臓の位置を正常に保つ
内臓を守るためのクッション的な役割
日常に使用するエネルギーを貯蔵

Nijanay
内臓脂肪=食生活の改善や運動でめっちゃ簡単に落ちやすい

皮下脂肪とは

これも字のごとくお腹の皮膚の下につく脂肪のこと。

よく言われるのがつまめる脂肪は皮下脂肪とのことです。

この脂肪は時間をかけてゆっくり蓄積されていき、特に女性に付きやすいです。

役割 保温による体温調整
外部からの衝撃に対するクッション的な役割
長期的なエネルギーの蓄積

Nijanay
皮下脂肪=しぶとくてなかなか落ちにくい

残念ながら、落とす時もかなり時間が必要です。

見分け方

自分は内臓脂肪か皮下脂肪どっちなのかを見分ける方法の一つの基準は、「おへそがくぼんでいるかどうか」を確認してみてください。

元々の出べそとかは抜きにして、お腹全体がパンパンに膨らんでいるようであれば内臓脂肪の可能性が高いです。

よく、サラリーマンの方々で手足は細いのにお腹だけパンパンに貼っている人いませんか?あれです。

逆に張りがなくブヨブヨしてて垂れているようなのは皮下脂肪です。

パンパンに張っているかブヨブヨ垂れているかで内臓脂肪か皮下脂肪かを見分けて対策をしていくことが重要です。

なぜなら内臓脂肪と皮下脂肪で落ちていく順番やスピードが全然違うので、自分がどっちの脂肪かを間違えて認識しているとなかなか結果が出せないので諦めモードになってしまう恐れがあるからです。ダイエットが続かない原因になってしまうのです。

内臓脂肪と皮下脂肪の減らし方

内臓脂肪と皮下脂肪はその性質から、脂肪の落とし方をよく定期預金と普通預金に例えられます。

  • 内臓脂肪 ・・・普通預金
  • 皮下脂肪 ・・・定期預金

内臓脂肪は毎月の生活費のように貯めているお金を出し入れする普通預金に似ており、皮下脂肪は長期的にコツコツと貯めてなかなか引き出しにくいので定期預金に似ています。

なので銀行から引き出しやすい普通預金に似ている内臓脂肪は落とすことは簡単で、引き出しにくい皮下脂肪は落とすのが簡単ではなく根気が必要になります。

内臓脂肪と皮下脂肪を燃焼して減らしていくには順番がある

上述のようにダイエットを始めて脂肪が減っていく順番は、「内臓脂肪」⇒「皮下脂肪」です。

内臓脂肪は体内で血液中に溶けやすく燃焼しやすくなるので皮下脂肪に比べて減らしやすいです。

まずは内臓脂肪を減らすことがダイエットのスタートと言えるので早く結果を出して、落ちにくい皮下脂肪対策に移りましょう。

①まずは男性に付きやすい内臓脂肪から落としていく

内臓脂肪は、以下の点を実施することで簡単に減らすことができます。

まずは、今よりも「太り難く痩せやすい体を作る」ことが必要なので、筋トレやストレッチなどで基礎代謝を高めましょう。

あとは、ダイエットの基本である1日のカロリーバランスを「摂取カロリー<消費カロリー」になるように徹底すれば、確実に内臓脂肪は落ちていきます。

この時のコツは、いつもついついラクをしてしまっている生活習慣を少し変えるだけでカロリーバランスが変わるのでオススメです。

例えば、普段オフィスのビルを1つ上階のフロアに行くときなど、エレベーターを使用していたのを階段にしてみたりなど普段の生活でラクをしている習慣を変えてみましょう。

②次に女性に付きやすい皮下脂肪を落としていく

ダイエットを始めて少しは痩せてきたけど「お腹周りやお尻だけ落ちない!」という壁にぶち当たるときがあります。

よく腹筋運動やスクワットを頑張ってやって部分痩せを目指そうとしている人がいますが、残念ながら不可能です。

人間の生理的な反応で、身体の皮下脂肪の痩せる順番は以下の通り決まっているからです。

  1. 手首や腕、足首
  2. ふくらはぎ
  3. 肩や二の腕
  4. 太もも
  5. 胸や顔
  6. お腹周り
  7. お尻

なんと一番気になる部位は最後に痩せていくのです。

ダイエットを始めて一番痩せたいお腹やお尻がなかなか効果でないので、諦めてしまう人は痩せる順番を理解していないのも理由です。

なかなかしぶといお腹周りやお尻の皮下脂肪を落とすには、正しいやり方で根気強く継続してダイエットをしていくことが必要なのです。

まとめ

内臓脂肪⇒皮下脂肪の順で減らしていき、ダイエットを成功させるためにはステップがあリます。

最終段階の一番気になる「お腹周りやお尻」を燃焼させるために、以下の3点を一貫性と継続性を持って取り組んでください。

  • カロリーバランスを摂取カロリー<消費カロリーにする
  • 基礎代謝を高める
  • 生活習慣を変える

これを徹底することで、必ず成功させることができますよ。

なかなか結果が出ないのであれば脂肪燃焼をサポートしてくれるサプリメントを使用するのがオススメです。

生活習慣を変えたり運動をして脂肪を落としていくスピードを加速させてくれるからです。旅行を間近に控えていて諦めモードになるのはまだ早いですよ。

1ヶ月あれば確実にボディラインに変化を出せます。

ただ、しっかりした成分で強力にサポートしてくれるサプリを選ぶことが重要です。

内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方と落とし方