会社員なら「ヒゲを生やすのは絶対禁止!」の会社も多く、毎日出勤前には必ずやる髭剃り。僕もそうですが、朝の忙しい時間にめっちゃ面倒臭くてイヤですよねー。
30代になって少し濃くなってきたのか入念にしなければ剃り残しも目立ってくるようになったので、毎日力を入れて深ぞりをしています。ビジネスマンは見た目はかなり大事ですからね。
間違った髭剃りのやり方を毎日していると、カミソリ負けから肌荒れやニキビなどのトラブルの原因になってしまいえらい事になります。僕も以前は我流で適当に髭剃りしていたのですが、カミソリ負けがひどくなった経験がありカミソリ負けの治し方など徹底的に調べました。
カミソリ負けは正しい髭剃りの方法とアフターケア次第で予防することができます。その時に学んで今もやっている方法でカミソリ負けはしなくなりましたよ。
参考になれば幸いです。
photo by Nicola Sacchi
目次
これだけは知っておきたい髭の特徴とは?
まずは髭について正しい知識をインプットしておきましょう。やっつけたい相手をキチンと知ると今までの攻め方と変わるかもしれません。
髭が生える4つの場所
ヒゲと言われる代表的な場所は
- ほっぺた
- 口まわり
- あご
- 首すじ
の4箇所です。
この中でもっとも濃くなると目立つのは口まわりで、剃り残しなどあると汚らしく見えてしまいます。シェービングの時はこの4箇所をしっかり意識して手入れしていきましょう。
髭は場所によって生え方が変わる
ヒゲは部位によって生え方が若干異なるので、シェービングする時は気をつけましょう。
ほお、鼻の下やあごの髭は毛がピンと立っていますが、口の横やあご下から首すじにかけては毛先が地肌に寝ています。
ピンと立った毛は、電気シェーバーでも剃りやすいのですが、口横・あご下から首すじは毛が寝ているので電気シェーバーでは剃り残しが出てしまうことが多いです。
毛が寝ている部位の髭を剃る場合は、肌をつまんであげたり角度をつけて手入れして剃り残しがないように注意しましょう。キチンと深ぞりをしたい場合は、電動シェーバーよりT字カミソリの方が深ぞりできるのでおすすめです。
ちなみに髭は40代まで増えていく
40代に向けて「髪の毛は薄くなってきているのに、髭や胸毛などは濃くなってきたな〜」っていう人も多いように見えます。
なぜなら、よく聞くように髪の毛は女性ホルモンの影響を受けて育ちますが髭は思いっきり男性ホルモンの影響を受けて育ち、女性ホルモンは加齢とともに減少していきますが逆に男性ホルモン は40代をピークに向けて少しずつ太くなって増えていくからです。
そしてまた50代以降は男性ホルモンの働きが弱くなり、髭も薄くなって少なくなっていきます。
正しい髭剃りのやり方
カミソリ負けしない髭剃りにはコツがあります。
「キレイに剃れればやり方はどうでもよくね?」っていう人がけっこういてますが、男性ならほぼ毎日やらなければならないケアの一つです。できるだけ肌に与える負担を最小限にしてなおかつキレイに髭を剃りましょう。
髭は乾燥している状態では、同じ太さの銅線と同じ硬さを持つと言われているほどです。そんなに硬い髭をキレイに剃るにはかなりの負荷がかかり肌にもかなりダメージを与えてしまいます。
そこで重要になってくるのが
- ウェットシェービング
- シェービングフォーム
です。
ウェットシェービング
毎朝通勤前のバタバタした中で髭剃りは面倒だからと起き抜けに肌が乾燥した状態で早速カミソリを当てるのはダメですよ。
スキンケアをしていない状態の肌は守られておらず無防備な状態なので、カミソリ負けや肌トラブルを引き起こしてしまいます。
なので剃るときには髭に十分水分を含ませる必要があります。できれば蒸しタオルなどで数分間温めて柔らかくしてから剃りましょう。
蒸しタオルの作り方
タオルを水に濡らしてレンジで40〜50秒ほどチンってしたら蒸しタオルの出来上がりです。
温めることで髭が柔らかくなり毛穴まで広がるのでカミソリの歯を無理に押し当てなくても深剃りすることができるのです。
これは、T字カミソリではもちろん防水タイプの電気シェーバーでも可能なのでオススメです。
必ずシェービングフォームを使う
また肌に直接カミソリを当てるので、摩擦を緩和するために必ずシェービングフォームを使用することをオススメします。
どうしても無い場合は、石鹸を泡立てて髭に塗ってからシェービングをやりましょう。
石鹸を使用すると肌がアルカリ性に傾くせいです。
石鹸を使用した場合は、時間をかけて剃らずに手早くしてできればすぐに化粧水などで保湿してあげ弱酸性に戻してあげましょう。
髭剃りの選び方
髭を剃るカミソリは、カミソリ自体に重さがあった方がキレイに剃ることができるので初心者は重いものがオススメです。
電気シェーバー
メリット
→広く早くそれる
→カミソリが直接肌に当たらないのでダメージが少ない
デメリット
→ワンタイムの購入価格がT字カミソリに比べて高い
最近は防水タイプのシェーバーも多くウェットシェービングができるので、電気シェーバーが主流になってきているのかも。初心者にはオススメかもしれません。
T字カミソリ
メリット
→ワンタイムの購入価格が安い
→かなり深ぞりできるので爽快感がある
デメリット
→定期的に消耗品の替刃を購入しなければならない
→刃は直接肌に当たるのでカミソリ負けをしやすい
電気カミソリは広範囲を手早く剃ることができますが深ぞりができないので、個人的には
蒸しタオル+T字カミソリ
がおすすめです。
シェービングフォーム
カミソリの負担から守ってくれて、髭を根元から立たせて剃りやすくしてくれる効果があります。
カミソリ負けする原因
髭剃りをすると必ず肌の表皮部分である角質層が傷つきます。
角質は個人差はありますが、おおよそ28日〜48日周期で垢になって落ちて新しい角質に生まれ変わりターンオーバーします。まだ古くなっていない角質を無理やり剥離させてしまうことでその部分がカミソリ負けをしてしまいます。
毎日髭剃りをやるので角質を傷つけないことはあり得ないので、アフターケアが重要になりやっているのとやらないのでは肌トラブルに雲泥の差が出てきます。
髭剃り後のケアが最も大事
髭剃り後にカミソリ負けしないためには、シェービング後のアフターケアとして以下2点を徹底することが必要です。
- 化粧水
- 栄養クリーム
また化粧水といっても中には大きく分けて「保湿化粧水」と「収斂化粧水」の2種類あります。
アフターケアには「保湿化粧水」を選びましょう。
「収斂化粧水」は毛穴を引き締めたる作用があります。よくCMなどでやっている男性用化粧水はこれに当たりますが注意が必要です。
この収斂化粧水にはアルコールが入っていてそれが揮発することで引締め効果があるのですが、アルコール成分が多すぎると肌の水分も一緒に揮発させてしまい、カサカサ肌を誘発してしまい皮脂を過剰に分泌させてしまうかもれません。
しっかりと保湿成分のある化粧水で潤わして栄養クリームでフタをしてあげましょう。
男性なのに2つも3つもあれこれケアするのが面倒な人は最近主流のオールインワンタイプの化粧水がオススメです。
急増中!面倒臭いなら髭脱毛がオススメ
50代くらいから髭は薄くなっていくと書きましたが、「それまで待てない!今薄くしたい!毎日の髭剃りが面倒!カミソリ負けが辛い!」という人は最近人気の髭脱毛がオススメです。
今の時代は、男性でも脱毛をする時代らしく光やレーザーでのヒゲの永久脱毛をするためにサクッと皮膚科やクリニックにいく人が急増中らしいですよ。年齢は特に20代が多いらしいです。
脱毛って高額のイメージがあり、「20代とかメンズは他にももっとお金が必要な場面あるのにかわいそう!」と思って調べてみたら、そんなに高くなくリーズナブルなんですね。
青ヒゲや敏感肌でカミソリ負けに悩んでいる人はヒゲ脱毛を利用するのもアリですね。
まとめ
繰り返しになりますが、男性は毎日のようにする髭剃り。
剃り方を我流で適当にやったり、アフターケアを怠っていたら、お肌がエライ事になってしまいますよ。
大事なのは3つだけです。
- ウェットシェービング
- プレシェービングフォーム
- アフターケアでの保湿
しっかりとルーチンに取り入れていつまでも手入れの行き届いた清潔感のあるルックスを維持しましょう。
僕は髭剃り後のアフターケアを怠っていてひどいカミソリ負けでアゴにニキビみたいなのができて悩まされてました。
でも、毎日髭剃り後にたったの30秒くらいアフターケアするだけでカミソリ負けが治っていきましたよ。
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